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直筆サイン入り イブラヒモビッチ自伝

今週の木曜日、イブラヒモビッチの自伝を書いた作家ダーヴィッド・ラーゲルクランツ氏のトークイベントに行ってきます。

この自伝は、発売から1週間で25万部という、
スウェーデン史上に残る売り上げを記録しました。

トークイベントの中で、こちら、イブラヒモビッチ本人がサインした本がオークションにかけられるそうです。
(チャリティー目的のオークションです)

zlatan sign


田舎町のイベントなんで、意外と安く手に入るかもしれませんね!

私はトークショーで飛び出す、イブラ裏話が楽しみです。
このブログでもまたレポートしますね。


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愛人は北欧を目指す?

先日、知人から教えてもらったこちらのニュース。

カダフィ氏の「美人看護師」 今はノルウェー

カダフィ


リビアの元最高指導者カダフィ氏に寄り添う「美人看護師」として世界の注目を集めたウクライナ人のガリーナ・コロトニツカヤさんは現在、ノルウェーで暮らしている模様だ。

 カダフィ政権に対する抗議デモが広がった2月末、コロトニツカヤさんは祖国に戻った。娘が住むキエフ郊外の自宅アパートは報道陣に取り囲まれ、数日後、逃げるように姿を消した。

 消息が伝えられたのは5月。ノルウェー発のニュースはコロトニツカヤさんが「オスロで亡命申請をした」と伝えた。申請は却下されたが、滞在することは認められているという。ウクライナ紙によると、10月8日に40歳の誕生日を迎えた。

 旧ソ連のカザフ共和国で看護を学び、リビアに渡る前の1990年代末にはウクライナの南極探検隊に「調理師」として参加した。

 娘や知人の看護師は、「愛人」報道を否定しており、カダフィ氏との関係の真相はわからないままだ。(モスクワ 寺口亮一)
(2011年12月27日08時34分 読売新聞)




サダム・フセインの愛人をしていた女性も、今はスウェーデンに亡命しています。

詳しくは、彼女の自伝にて↓

生き抜いた私   サダム・フセインに蹂躙され続けた30年間の告白生き抜いた私 サダム・フセインに蹂躙され続けた30年間の告白
(2011/09/14)
パリソウラ・ランプソス、レーナ・カタリーナ・スヴァンベリ 他

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愛人に人気ですね、北欧。(笑)

上記の本を読んでいただければ分かるとおり、
愛人といっても気楽で優雅なものではなく、本当に壮絶な人生です。


ガリーナさんの人生も、きっと大変だったのだろうな~

ぜひ、ノルウェーで自伝を出して下さい。訳しまっせ。

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愛人パリソウラと影武者ラティフ

今日から日本で公開されている映画

『デビルズ・ダブル -ある影武者の物語-』


もうご覧になった方はいらっしゃるでしょうか?




私はラティフさんのインタビューをインターネットニュースで読んだくらいなのですが、


今年この本を訳したので、それだけでも色々と思うところありました。

生き抜いた私   サダム・フセインに蹂躙され続けた30年間の告白生き抜いた私 サダム・フセインに蹂躙され続けた30年間の告白
(2011/09/14)
パリソウラ・ランプソス、レーナ・カタリーナ・スヴァンベリ 他

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↑大富豪のお嬢様として生まれたのに、30年以上に渡りサダム・フセインの愛人として生きる羽目になったパリソウラ。

個人的にはこっちを映画化したほうが面白いと思うのですが・・・(失礼)


ラティフ氏の発言を聞いていて、とても興味深かったのは、


ウダイは真の悪人だったが、サダムや弟のクサイとは楽しい思い出もある

とか

サダムは悪人だが、イラクの国のインフラを確立したり、良いことも色々した


という意見は、正にこの本の中でパリソウラが言っていたのとまったく同じです。

なんだか感動しました。



ラティフ氏の発言で、一番ショックだったのは、


現在のラティフ氏はアイルランドで暮らし、人権擁護団体のメンバーとして活動を行っている。

「20年前に西側に亡命したときには、独裁政権のイラクと違って人権や言論の自由が約束されていると信じていた。しかしCIAに協力しなかったことで私は拷問にかけられ、書いた本は発禁にされ、いまだにどこの国の市民権も得られていない。結局どこの国もシステムが違うだけで、民衆に真の自由は与えられてはいないんだ」と語気を荒げる。




イラクを逃れても、不条理は横行しているのですね・・・涙





一方のパリソウラは、今スウェーデンに住んでいます。

それは正しい選択だったのかも。


現在はスウェーデン国籍となり、自伝も出しちゃって。


イラクでの大富豪の生活とは比べ物にならない、地味な生活だけど、家族に囲まれ平和で幸せそうです。



あ、彼女は生き抜くために、CIAにもバッチリ協力しました。

後から思えば、それは賢い選択でしたね。

やっぱ女は生きることに関して賢いなぁ・・・。







ウダイの影武者をしていたラティフと、ウダイの秘書としてイラクオリンピック委員会で働いていたパリソウラ。


二人はもちろん当時何度も面識があります。





日本語版ではカットされていますが、スウェーデン語の原書には、ラティフに関してこのような記述がありました。



ある日、ウダイに八階へオレンジジュースを持っていくよう命じられました。
 「八階では誰とも言葉を交わすな。ただジュースを置いて来い」
 「誰にジュースを渡せばよいのよ?」
 「黙れ!」

 ウダイや私のオフィスは7階でした。最上階は秘密警察のフロアで、普段からそこで盗聴などの任務が行われていました。その日八階でエレベーターを降りると、そのフロアはすっかり改装され、歯医者のようになっていてたので、私は驚きました。―これは一体何?何が起きているの?

 ドアが開けっ放しになっていた部屋の中に目をやると、アブドゥル・ラティフが見えました。ウダイには前歯の間に隙間があり、喋る時に独特の音がしました。アブドゥル・ラティフをウダイと同じ歯並びにする手術をしたのです。

 アブドゥル・ラティフは横になり、目をつぶっていました。ジュースはラティフのためだったのです。ウダイにとって、口にする食べ物全てが官邸の厨房から届けられるのが非常に重要なことでした。これからはラティフにとってもそうなるのです。

 私は黙ってテーブルにジュースを置き、その場を離れました。ウダイが喋るなと言ったし、この階にも隠しマイクはあるという確信がありました。

 かわいそうなラティフ。ウダイにそっくりの影武者に変えられてしまいました。手術だけでなく、ウダイの睡眠や食事の習性、歩き方、喋り方など全て厳しくトレーニングされました。ラティフの母親でさえ、息子だと気がつかないほどでした。

 ある日私はウダイのオフィスを出て、アシスタントの私も使うことを許されているウダイ専用エレベーターで下に降りました。2分後またエレベーターで上がると、突然横にウダイが立っていました。さっきとは違う服装で!

 私は彼をまじまじと見つめました。

 「何か問題でも?」ウダイが聞きました。

 エレベーターにも盗聴機器が仕掛けられているでしょう。私はただ頭を振りました。質問も回答も命を危険にさらします。私の腕には鳥肌が立ち、7月の暑さの中で寒気を感じて身震いしました。

 ウダイの願いは叶ったのです。エレベーターの中の男はウダイに瓜二つでした。でも私は気がつきました。外見だけで人を見るものではない。その人特有の眼差しを覚えておきなさい。いくら改造されても、ラティフの心までは変えられません。その魂も。ラティフ自身がその眼差しに表れているのです。それはウダイにも手の施しようがありません。



ラティフ氏はパリソウラの自伝を読んだのかしら?

亡命して生き延びた二人が、再会できたら感動的ですね。



こちらの本、是非読んでみて下さいね。

最初から最後まで、壮絶なエピソードが詰まっています。

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生き抜いた私   サダム・フセインに蹂躙され続けた30年間の告白生き抜いた私 サダム・フセインに蹂躙され続けた30年間の告白
(2011/09/14)
パリソウラ・ランプソス、レーナ・カタリーナ・スヴァンベリ 他

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テーマ : 気になる映画
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イブラヒモビッチ自伝 in イタリア

遅ればせながら・・・あけましておめでとうございます☆

2012年もどうぞよろしくお願いいたします。



我が家は年末年始、イタリア・ローマに帰省していました。

同じヨーロッパでも、スウェーデンとは全然気候の違うイタリア。

今スウェーデンは1日せいぜい6時間くらいしか日照がなく、午後3時には暗くなってしまいます。
一方、イタリアは日本と同じくらいの日照時間で、朝起きたら明るいし、夕方遅くまで活動できるのが嬉しいです。

もちろん雪も積もっていないし、毎日ショッピングやら動物園や公園に出かけて楽しみました。


マーケットに行けば冬でも新鮮な野菜や食材がたくさん売っています。

新鮮なモッツァレラや生のオリーブ、ローマにしかない冬野菜プンタレッレ(左)、焼きたてのピザ各種・・・

それだけで豪華なランチになります☆


アンチョビペーストとお酢で合えたプンタレッレは私の大好物。
毎日でも食べたい・・・・。



Italian lunch


イタリアでも本屋さんをのぞいてみました。

ショーウインドーには、やはりあの本が!!

io ibra

イオ・イーブラ 

訳すと ”オレ、イブラ”というところでしょうか。
スウェーデン語の Jag är Zlatan (アイ・アム・ズラータン)より、カッコイイですね。

イタリアでは、本国スウェーデンとほぼ同時期に出版されたはずです。
すごいですね。注目度の高さを感じます。
TVCMもやっていたとか。


他にもスウェーデンの本をいくつか発見しました。

スティーグ・ラーションはもちろん、カミーラ・レックベリ、ラーシュ・ケプラー、ジョー・ネズボーなど。やはり推理小説が強いですね~。

外国の本屋さんを覗くのも、面白いものです。



今年も引き続き、お仕事Blogをよろしくお願いします!


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ナチスに傾倒したIKEAの創立者は、一方でユダヤ人の親友がいた

昨晩読み終えた本。
1ヶ月前に発表された、2011年アウグスト賞受賞作品ということで、気になっていました。

wienerwald.jpg

文化栄える戦前のウィーンの街で、ジャーナリストの一人息子として、家族に可愛がられて育ったオットー・ウルマン。

ボクシングやサッカー観戦、専用桟敷席でのオペラ鑑賞、
趣味はサッカー。
習い事はギリシャ語とバレエ。

都会の華やかな暮らしを満喫していたオットーの一家に、突然不幸が訪れます。

ナチスのオーストリア統合。

その日を境に、ユダヤ人の父親は仕事をクビになり、オットーも学校へ通うことも公園で遊ぶことも禁止され、ユダヤ人は3年以内にドイツ圏からの退去を言い渡されます。

各国大使館には、移住を希望するユダヤ人の長い列ができますが、どこの国もユダヤ人の受入れには積極的ではありません。

オットーの両親は、子供だけなら疎開させてくれるスウェーデンへ一人息子を送るという、苦渋の決断をします。

1939年2月1日ウィーン東駅。
14歳のオットーを含めた、100人もの幼い子供たちが両親と握っていた手を離し、列車に乗り込みます。

これが両親との最後の別れだとも知らずに―。

スウェーデンについた子供たちは孤児院に預けられ、そこから養父母にもらわれていきます。

戦時中でなくても貧しい農村地帯だった南スウェーデン。

子供を引き取りたいというよりは、安上がりな住み込みの女中として10歳前後の女の子たちは次々ともらわれていきます。

食べ盛りの男の子は敬遠され、最後まで引き取り手のなかったオットーは、農場を転々として働くことになります。

それでも、食べるものがあって、美しい夏には湖で泳いだり乗馬を楽しめるスウェーデンで暮らせることは、すごく恵まれたことでした。

というのも、ウィーンでは、人々が飢え死に、強制労働へ借り出され、収容所へ送られ、親戚知人もひとり、またひとり、と姿を消してきます。最後まで残っていたオットーの両親も、ついに・・・。

この小説は、オットーの父親が息子を手放した日から、毎日息子に書き送った手紙500通を元に、当時の様子が再現されていきます。

知性溢れる父親の手紙の、溢れんばかりの息子への愛が、寂しさが、読むものの心を打ちます。


そしてこの物語のハイライトは、オットーが17歳の時に働いた農園の息子と親友になるという点。

その親友の名は、イングヴァル・カンプラード。
後のIKEAの創立者にして、世界有数の富豪です。

実はカンプラードがナチスに傾倒し、スウェーデンのナチス党を支持支援していたというのはスウェーデンでは周知の事実。

そんな彼が、なぜ、ユダヤ人の少年と熱い友情で結ばれることになったのか・・・。

著者はカンプラード本人に2010年にインタビューを行い、鋭く迫ります。



事実は小説より奇なり。―そんな表現がぴったりのドキュメンタリーです。


日本発売:未定
(ご興味のある出版社様は、右側のメールフォームよりご連絡下さい)


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プロフィール

yokokuyama

Author:yokokuyama
1975年生まれ。
神戸女学院中高部、同大学文学部卒。
AFSでスウェーデンの高校に留学。

北欧専門現地手配旅行会社、スウェーデン大使館商務部勤務を経て、2010年初めに家族でスウェーデンへ移住。

現在は、日本の出版社さんにスウェーデンの本を紹介し、翻訳するお仕事をしています。

日本の雑誌への寄稿や撮影手配もしています。

趣味は、オーケストラ演奏、ヨガ

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