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ネフィリム・シリーズ二作目:堕ちた天使

スウェーデンの書店のトップチャートって、普段はトップ10中9冊くらいまでがミステリーです。


スウェーデン人は、日本人みたいに自己啓発本とかビジネス書とかあまり読まず、

読みながらドキドキして、最後は解決してスッキリ!!みたいなミステリーがお好きなよう。

どれも社会問題が投影されていたりで、結構考えさせられたりしますが。


一方、同じドキドキでも、スウェーデン産”ファンタジー”ってあまり聞いたことないです。

児童文学大国スウェーデンなのに、大人はあまりファンタジーを読まないようです。



私が最近はまっているネフィリム・シリーズ、これはファンタジーというか、ゴシックスリラーというジャンルで、

案の定スウェーデンではそれほど人気が出なかったのだけど、

そのあまりの面白さに16カ国で翻訳出版されるという世界的ヒットになったのです。

スウェーデンより世界が評価したという、珍しい作品ですね。



最近シリーズ2作目の 堕ちた天使(仮題) を読み終わったところです。

1作目(紹介文はこちら)よりさらにパワーアップして、読み応え抜群でした!!



dodangel.jpg


天使と人間の子ネフィリムの子孫である主人公ノヴァが、

自分の宿命に反抗しつつも、

人類を救うために悪と戦う中で、

ノアの方舟と大洪水の真実や、ネフィリムの秘密が解き明かされていくというもの。

方舟が流れ着いたとされるアララト山や、かつて栄華を極めたアニの遺跡など、読者を現代に残る秘境へと導きます。


ファンタジーだということを忘れてしまいそうな、しっかりとした世界観と説得力のある展開。

思わず、ネフィリムって本当にいるんだ~

これから真っ青な瞳の人がいたら、気をつけなきゃ!


と思ってしまいます・・・。(重症ですね)


ストーリーとは別に、この小説の魅力は、生き生きとした人物描写。

これほど辛らつなユーモアに溢れた人間描写は、他に類を見ません。

こんな素敵なユーモアのセンスを持つ著者に、関西人の私は思わず恋に落ちそうになりました。

(著者、女性ですが・・・)



とにかく最高にオススメです。

日本人の好みに合うと思うな~

いつか日本語版をお目にかけられると嬉しいです。


日本語版:発売未定
(ご興味のある出版社さまは左のメールフォームよりご連絡下さい)


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プロフィール

yokokuyama

Author:yokokuyama
1975年生まれ。
神戸女学院中高部、同大学文学部卒。
AFSでスウェーデンの高校に留学。

北欧専門現地手配旅行会社、スウェーデン大使館商務部勤務を経て、2010年初めに家族でスウェーデンへ移住。

現在は、日本の出版社さんに、スウェーデンの本を紹介し、翻訳するお仕事をしています。

日本の雑誌への寄稿や撮影手配もしています。

趣味は、オーケストラ演奏、ヨガ

執筆した記事、翻訳した本etc
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