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ノアの箱舟の伝説を軸に展開するゴシック・スリラー

先日書いた「海岸の女たち」に続き読んだスリラーがこれまたおもしろかった!!

Nefilim(ネフィリム) 
by Åsa Schwarz (オーサ・シュワルツ)


nefilim.jpg

ネフィリムっていうのは、旧約聖書に書かれている生物?なんです。
本当に実在したの・・・かも?しれません。

Wikipediaより
『創世記』第6章1~4節によれば、地上に人が増え始め、娘たちが生まれると、神の子らは人の娘たちが美しいのを見て、おのおの選んだ者を妻にした。こうして神の子らと人間の娘たちの間に生まれたのがネフィリムであった。彼らは大昔の名高い英雄たちであったという。

この本にはネフィリムの生き残りが登場します。

そして、ノアの箱舟の残骸が残るとされる伝説。


アララト山 Wikipediaより

『旧約聖書』にでてくるノアの箱舟が大洪水の後、流れ着いたとされる山と目されて、12世紀以降にヨーロッパ人により命名された。現在のアララト山頂から見つかった古い時代の木の化石や、航空写真から見出だした方形の船の跡らしいものをノアの箱舟の痕跡だとし、ノアの箱舟伝説が実証されたと主張する人もいる。



この二つの史実?伝説?を軸に、スリラーが展開します。

文調は、一言で言うと、コメディー要素アリのゴシック・スリラー


まず主人公の美少女NOVAが、ドレッドヘアに全身ピアスという過激ないでたち。

グリーンピース所属の環境活動家なのですが、その行動も過激です。

二酸化炭素をたくさん排出する電力会社の社長宅に忍び込み、スプレー缶で壁や家具に”人殺し”とか描いたり。

でもすごくまじめな子で、常に地球の環境問題を考えながら行動しています。

そのギャップにいつもクスっと笑わされちゃう&けなげな彼女がいとおしくなっちゃう。


物語は、主人公がスプレー缶で落書きをした後、寝室で社長夫妻の惨殺死体を発見する場面から始まります。
当然Novaは容疑をかけられ、逃亡しながら真犯人探しをするうちに・・・・というストーリー。


ストーリーが面白い以外にも、

”ストックホルム ゴシック視点での観光案内” 的要素もあって楽しめます。

いつものストックホルムとはまたイメージの違う楽しみ方ができます。
実際中世の建物とかたくさん残ってるしね。

ゴシック好きの方はもちろん、私のように怖い話苦手・ゴシックとは無縁な人でも、かなりハマる小説です。

3部作なので、早速2作目を読み始めます!!ほんとはまる~


15ヶ国語に翻訳されているので、スウェーデン及びヨーロッパ圏の方は手に入ると思います。
英語版は、Amazon.ukでも売ってました。


日本語版:発売未定
(ご興味のある出版社さまは左のメールフォームよりご連絡下さい)


このサイトでは、他にもたくさんのスウェーデンの小説を紹介しています。
左側の”カテゴリ”より、是非ご覧ください!







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プロフィール

yokokuyama

Author:yokokuyama
1975年生まれ。
神戸女学院中高部、同大学文学部卒。
AFSでスウェーデンの高校に留学。

北欧専門現地手配旅行会社、スウェーデン大使館商務部勤務を経て、2010年初めに家族でスウェーデンへ移住。

現在は、日本の出版社さんにスウェーデンの本を紹介し、翻訳するお仕事をしています。

日本の雑誌への寄稿や撮影手配もしています。

趣味は、オーケストラ演奏、ヨガ

執筆した記事、翻訳した本etc
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