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アウグスト賞2011 候補者発表

今週は久々に子供が熱を出し、仕事ができませんでした・・・。
働くママは子供の病気との闘いですよね~

日本でもスウェーデンでも、ママ仲間はみんなそれと戦いつつ頑張っているので、私も頑張らなくては。


さて、今週月曜日に、スウェーデンで最も権威のある文学賞 アウグスト賞 の候補者の発表がありました。

各部門6名ずつ候補が挙がっています。

フィクション部門

Korparna, Tomas Bannerhed,
En m3 jord, Diktcykel Sören Bondesson
Flod, Carolina Fredriksson
Lacrimosa, Eva-Marie Liffner
Rekviem av John Cummings, Bengt Ohlsson
Välkommen till den här världen, Amanda Svensson


ノン・フィクション部門

Skymningssång i Kalahari. Hur människan bytte tillvaro, Lasse Berg
Alla monster måste dö. Gruppresa till Nordkorea, Magnus Bärtås och Fredrik Ekman,
Trädets tid, Christel Kvant
Ni har klockorna – Vi har tiden, Lennart Persson
Den svenska drömmen, Johan Svedjeda
Och i Wienerwald står träden kvar, Elisabeth Åsbrink

絵本・児童文学部門

Vita streck och Öjvind, Sara Lundberg
Konstiga djur, Lotta Olsson och Maria Nilsson Thore
Pojkarna, Jessica Schiefauer
I den tysta minuten mellan, Viveka Sjögren Törnvall
Cirkeln, Mats Strandberg och Sara Bergmark Elfgren
Petras prick, Maria Nilsson Thore

タイトルが全部スウェーデン語なので、わかりづらいかと思いますが・・・汗
今年発売された作品が対象なので、日本語に翻訳されているものはまだないと思います。

今年の春、デビュー作Korparna(←鳥の名前です)を発表したトーマス・バンネルヒエド。
発売直後から”アウグスト賞候補”と名高かったので、私も読んでみました。

スモーランド地方の貧しい農家の息子、12歳の男の子の目を通して、
美しい森の自然や小鳥たちの営みが描かれます。

しかし、貧しい土地を息子に継がせようとする父親からのプレッシャーや、発達障害を持つ兄、無関心な母親に囲まれた主人公は、次第に小鳥の世界にのめりこんでしまいます。そして哀しみのエンディング・・・。

スモーランドといえば、IKEA発祥の地。
IKEAの創設者はケチで節約家なことで有名、その独特な企業精神は何冊も分析本がでているほどですよね。
でもその気質は、スモーランド地方の伝統のようなもの。
美しい森と自然に囲まれた地方でありますが、何度も飢餓に襲われ、19世紀~20世紀前半に多くの人々がアメリカに移住したのは有名な話です。

そんな、美しくも貧しいスモーランド地方の70年代を生きた少年の話。
詩のように美しい文章は、アウグスト賞候補の名に恥じません。

というか、この人が受賞するというのがもっぱらの世論です(笑


さて、どうなるか、、、受賞者の発表は11月21日です。お楽しみに!


絵本・児童書部門の候補者にも知っている作家さんがいるので、彼女についてはまた今度書きたいと思います。




このサイトでは、他にもたくさんのスウェーデンの小説を紹介しています。
左側の”カテゴリ”より、是非ご覧ください!

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プロフィール

yokokuyama

Author:yokokuyama
1975年生まれ。
神戸女学院中高部、同大学文学部卒。
AFSでスウェーデンの高校に留学。

北欧専門現地手配旅行会社、スウェーデン大使館商務部勤務を経て、2010年初めに家族でスウェーデンへ移住。

現在は、日本の出版社さんに、スウェーデンの本を紹介し、翻訳するお仕事をしています。

日本の雑誌への寄稿や撮影手配もしています。

趣味は、オーケストラ演奏、ヨガ

執筆した記事、翻訳した本etc
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