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私の人生を変えた?!スウェーデン鉄道(SJ)の機内誌

SJ――スウェーデン鉄道。

スウェーデンにお住まいの方も、旅行でいらっしゃる方も、国内で移動するときに利用することが多いのではないでしょうか。

その電車内に置かれている機内誌。

もちろん無料で、”よかったら持って帰ってもいいよ”とすら書いてあります。



kupe.jpg


しかしこれが意外とあなどれない。

すごくいい雑誌なんです!



興味深い特集や、有名人のインタビュー、おすすめのオシャレ新商品、新刊情報、ストックホルムのお店ガイドや、毎回一箇所の地方都市のガイドブック的なページもあります。


(※ただし全頁スウェーデン語ですので、旅行者の方は読めないですよね・・・残念。)




私がこの雑誌を初めて手にとったのは、スウェーデンに移住して3ヶ月ほど経った時でした。


高校時代にお世話になったホストファミリーを訪ねるために、家族で電車に乗っていました。


当時娘は2歳になったところで、手がかかる真っ盛り。


私は読書など日本でもスウェーデンでも、とんとご無沙汰という状態の頃。


スウェーデンに来て3ヶ月経って生活は落ち着いてきたけれど、これからこの国でどうやって生きて行ったらいいんだろう?どういう仕事が見つかるんだろう?と不安と迷いの中にいた頃でした。



抱っこしていた娘が急に腕の中で眠ってしまったので、そのままの姿勢で、手の届く範囲にあった機内誌をめくってみました。



そして目に留まったのが・・・・私の人生を大きく変えたこのページ。

サダムフセインとの人生


14.jpg


ん?サダム・フセインってなんだか懐かしいなぁ~

湾岸戦争が終わったのはもう10年くらい前?

なんでいまさらサダム・フセイン?


と思って読み始めたら・・・



サダム・フセインの愛人をしていた・・・・?


それも、大富豪の娘なのに?


なになに? まだ16歳の頃、彼の素性も知らず、恋に落ちた・・・?


しかもその女性、今スウェーデンに住んでるって?





試し読みのため、小説の中の1章が掲載されていました。



これ、おもしろい!!!!


この本、すぐにでも買って全部読みたい!!



・・・・・・ちょっとこれ、日本の友だちにもみんな読ませたい!


翻訳して、日本の出版社に紹介してみようか。


あ、もしかして、そういうのを仕事にするのもアリ?!






突然ひらめいたビジネスアイディア。


自宅に戻るとすぐに、この本を出版しているスウェーデンの出版社に連絡を取り、



紆余曲折あって



その1年半後、日本中の本屋さんにこの本が並びました。

私の翻訳で。



生き抜いた私   サダム・フセインに蹂躙され続けた30年間の告白生き抜いた私 サダム・フセインに蹂躙され続けた30年間の告白
(2011/09/14)
パリソウラ・ランプソス、レーナ・カタリーナ・スヴァンベリ 他

商品詳細を見る





日本で出版されたとき、本当に嬉しかったなぁ。

そしてたくさんのお友達、その他の方々に読んでいただけて・・・・


この本、ぜひ日本の方々にも読んでもらいたい!


その気持ちは、これからもずっと私の原動力であり続けるでしょう。







さて、機内誌に話を戻して、今月号。


私にとって非常に興味深い特集で・・・・


オンラインでも読めるのですが、何としてでも実物も手に入れたい!


知り合いに頼んで、電車からGETしてきてもらいました。


表紙に並ぶのは

イブニングドレスに身を包んだ

Masters of murder (殺人の達人たち)



15.jpg


殺し屋じゃありませんよ笑


今スウェーデンで最も人気のあるミステリ作家17人が大集合!!!


全員が一同に会したこんな写真、スウェーデンでもなかなか見られません。


16.jpg


次回は、記事の内容をお知らせしますね。

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プロフィール

yokokuyama

Author:yokokuyama
1975年生まれ。
神戸女学院中高部、同大学文学部卒。
AFSでスウェーデンの高校に留学。

北欧専門現地手配旅行会社、スウェーデン大使館商務部勤務を経て、2010年初めに家族でスウェーデンへ移住。

現在は、日本の出版社さんにスウェーデンの本を紹介し、翻訳するお仕事をしています。

日本の雑誌への寄稿や撮影手配もしています。

趣味は、オーケストラ演奏、ヨガ

執筆した記事、翻訳した本etc
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