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感動!!世界遺産ファールンの銅山

夏休みを利用して、ダーラナ地方へ旅行に行ってきました。


夏至祭といえば”ダーラナ!”


そんな本場?の夏至祭を体験することが出来て、想い出に残る旅となりました。




4泊もしたので、観光地もいくつか回りました。


その中で特に印象に残ったのが、



ファールンの銅山



世界遺産にも指定されている場所です。




銅山というから赤い山でも聳え立ってるのかと思いきや、山ではなく地下から掘り出しているので、いきなりこんな巨大な穴が目の前に・・・・


直径400メートル、深さ100メートルだそうです(汗

f



ガイドツアーで、この穴の地下にある坑道にも入らせてもらいました。


falun2.jpg


地下300メートルまで迷路のように張り巡らされた坑道。


もちろん危険なので、ガイドツアーでは地下69メートルのところまでです。



7世紀に採掘が始まり、1700年代に最も栄えたというこの銅山。



何百年も前の労働者が見たのと同じ風景を体験できます。





私が特にこの銅山を楽しみにしていたのは、


2年前に読んだスウェーデンのミステリ小説『Strindbergs Stjärna(ストリンドベリの星)』に出てきたからです。



もちろんフィクションですが、


あるトレジャーハンターの男が、ファールンにある水没した廃坑に探検に入るところから始まります。


訳あって、男は無謀にも、ダイバースーツに身を包み、酸素ボンベをつけて、一人で坑道の奥深くへと入っていきます。


小説の中ではその様子と緊張がありありと描かれていました。



最終的に男は鉱山の奥深くで、ある死体を発見するのです。


当初、最近亡くなった女性の死体だと思われたのですが・・・実は、着衣から100年近く前の死体でそれも男性だということが判明します。



なんと、銅山の成分により、死体がきれいに保存され、髪も伸びていたという・・・・




これって思いっきりフィクションかなと思っていたのですが、


銅山のガイドさんに話を聞いてびっくり!



18世紀初めに発見された、坑道の奥深くで発見された若者の死体。


身元確認のために死体を展示しても、誰も彼のことを知っている人はいなかった。


ところがある老婆が通りがかり、「行方不明になった自分のフィアンセだ!」と泣き崩れたそうです。


42年前の死体が昨日死んだかのようにきれいな状態で保存されていたのです。




それこそ本当に小説みたい!(髪が伸びるというのはフィクションかもですが)






さて、こちらは昔のエレベーター。



falun3.jpg


このバケツに、男が7人ほど乗って、地下300メートルまで行き来していたのです・・・・ぞっ。


途中の階で降りるには、バケツをぶら~んぶら~んと揺らして、飛び移っていたらしい・・・ぞぞっ。



本当に命がけのお仕事です。



この恐ろしい”エレベーター”に乗って鉱山で働く少年が主人公の児童文学を読んだこともあります。


日本では   シリーズでおなじみのMartin Widmarkの三部作の1作目『踊る悪魔』


dancing devil


こちらもフィクション、というかファンタジー小説なのですが、


主人公の少年ティコは、家族がおらず物心ついた時から鉱山で働かされています。


エレベータに乗る恐怖や、さらに自分の手足を使って壁を何十メートルも上り下りする恐怖が、ありありと描かれています。





こんな風に、小説の舞台になるほどドラマチックな鉱山の世界。

ダーラナを訪れる方は、是非体験してみて下さい。


ちなみにレストランのビュッフェも美味しかったし、夏は子供が楽しめる小さな科学博物館もオープンしていて、我が家は2日間もかけて楽しみました。


かなりおすすめの観光地であります☆



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プロフィール

yokokuyama

Author:yokokuyama
1975年生まれ。
神戸女学院中高部、同大学文学部卒。
AFSでスウェーデンの高校に留学。

北欧専門現地手配旅行会社、スウェーデン大使館商務部勤務を経て、2010年初めに家族でスウェーデンへ移住。

現在は、日本の出版社さんに、スウェーデンの本を紹介し、翻訳するお仕事をしています。

日本の雑誌への寄稿や撮影手配もしています。

趣味は、オーケストラ演奏、ヨガ

執筆した記事、翻訳した本etc
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