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万人に教育を受けるチャンスが与えられるスウェーデン

先日スウェーデンの卒業式について書きました。

ご存知の方も多いと思いますが、スウェーデンでは大学まで学費が無料です。

さらに、学生手当ても出ますし、いくつかの大都市にしか大学がないため、下宿生のための格安の学生寮も充実しています。

贅沢さえ望まなければ、誰でも安心して学生生活を全うできるのです。

先進国の日本やアメリカでさえ、親の経済的などにより大学進学をあきらめなければいけない子供は多い現実。

そんな中で、このスウェーデンのシステムは素晴らしいと思います。

実家がどんなに 貧乏 でも、 親がどんなに教育に無関心でも、

その子さえやる気があれば、大学に通い、未来が開けるのです。

もちろん、大学教育が必要のない大切な職種も世の中にはたくさんありますし、全員が大学に行くべきだと思うわけではありません。

ただ、進学したいのに、諸事情であきらめなければいけないのは悲しいことです。

その子の一生がかかっているわけですから・・・。



今読んでいる推理小説(女ばかりの弦楽四重奏の殺人事件) に登場するある女性

女医であり、ビオラ奏者。努力家で美しい40代の女性です。

彼女は、音大を出た後、自分にはソリストになるほどの音楽の才能はないと考え、医大に進学して医師免許を取ります。

それで、医者として収入を得つつ、ちょこちょこと演奏のほうも楽しんでいます。

夫と二人の子供とともに、首都の高級住宅街の一軒家で暮らしています。

いわゆる勝ち組、そういう多才な女性も、世の中にはいることでしょう。

しかし驚くべきは彼女の生い立ち。

母親は20歳そこそこで彼女を生んで、しかもシングルマザーとしてとても貧しい中で彼女を育てました。

そんな子供が音大出て、しかも医大にも行くなんて、日本では考えられない設定ですよね?!

小説を読むと、日本の読者たちは違和感を感じると思います。

でもスウェーデンでは可能なんです。

本人さえ望めば。

本人さえ頑張れば。

税金が高いだけのことはある、素敵な社会だと思います。


furioso.jpg

フュリオーソ 作:カーリン・バルトッシュ・エドストロム
日本語版:発売未定
(ご興味のある出版社さまは左のメールフォームよりご連絡下さい)


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yokokuyama

Author:yokokuyama
1975年生まれ。
神戸女学院中高部、同大学文学部卒。
AFSでスウェーデンの高校に留学。

北欧専門現地手配旅行会社、スウェーデン大使館商務部勤務を経て、2010年初めに家族でスウェーデンへ移住。

現在は、日本の出版社さんに、スウェーデンの本を紹介し、翻訳するお仕事をしています。

日本の雑誌への寄稿や撮影手配もしています。

趣味は、オーケストラ演奏、ヨガ

執筆した記事、翻訳した本etc
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