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ストーリーテラーズ オブ スウェーデン

11月は、世界のスウェーデン大使館は文学がテーマ。

今日はストックホルムの首相官邸で大きなイベントが行われます。
こちらが、そのイベントの生中継のリンクです。
http://www.government.se/sb/d/16601

今世界中で大人気のスウェーデンのミステリや児童文学が次々と紹介されます。

今日世界中に紹介されるタイトルの中で、

私が翻訳をした&これからする作品が2つ、
その他にも翻訳はしないけど日本に売り込んだ作品が3つ

あります。

世界中の大使館がやっている文学イベントもリレー形式で映るらしいですよ。
東京も今日は代官山でイベントをやっていますよね。

昔の同僚が映るのも楽しみにしてます♪
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テーマ : 海外小説・翻訳本
ジャンル : 小説・文学

マイ・シューバルさんとお話しちゃった←一生の自慢?







昨日は、今年一番大きな本の講演会に行ってきました。


そうそうたるスウェーデン・ミステリの大御所が6人も!
こんな講演会はスウェーデン全国において過去最大級かと。

会場の雰囲気も非常に素敵でした。
市庁舎の鏡の間にて。

2_20121011172256.jpg

広い会場は満員でした。

わたしは後ろのほうに座っていて、遠くて写真が撮れなかったので、今朝の地元新聞の写真でご報告です。


前半に登場したのは、ヨーナス・モンストレム(Jonas Monström)とヴィヴェーカ・ステーン(Viveca Sten)。

5_20121011172254.jpg

ヨーナス・モンストレムのミステリシリーズは、わが町Sundsvallが舞台なので、地元では超有名です。
見慣れた日常の風景の中で起きる殺人事件。
うー読みたい!と思いつつ、まだ読めてないのですが。

彼は本業はお医者様です♪

今は60%医者で40%作家という生活だそう。


そして、次にヴィヴェーカ・ステーン様。

4_20121011172254.jpg

昨晩も紅一点、エメラルド・グリーンの素敵なワンピースに身を包んだ可愛い奥様、という感じたったのですが、この方をなめちゃいけません。

超ベストセラーミステリ作家である以前に、弁護士であり民営化された郵便局の副社長。
しかも三人の子供の母親!!という。
なんかもう女性としてすごすぎる方です。
パワーとカリスマ性を放ちまくっていました。

作品に関するエピソードも面白い話が色々あったので、また改めてブログで書きたいです。

とりあえず、「そうそう、来年日本でも出版されるのぉ~♪(きゃぴっ)」って大喜びしてましたよ。

スウェーデンの大企業の女性副社長のイメージが変わりました。。。。


さて、休憩を挟んで後半は、

Anders RoslundとBörge Hellströmさんの二人組ロスルンド&ヘルストレムの登場でした。

ほそ~いインテリ系の方とかなり恰幅のよいマフィアっぽい方の、まるで漫才のような二人組。

Roslund och Hellström Foto Peter Knutson


彼らの作品はすでに日本でも有名だと思います。

制裁 (ランダムハウス講談社文庫)制裁 (ランダムハウス講談社文庫)
(2007/06/30)
アンデシュ・ルースルンド/ベリエ・ヘルストレム

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他。


そしてこちらも大御所アーネ・ダール(Arne Dahl)

326.jpg
(公式HPより)

アーネ・ダール氏も、日本での出版が決まっていますね。


最後に、大トリが登場。

真ん中の女性、マイ・シューヴァル。

3_20121011172255.jpg


スウェーデン・ミステリの歴史を語るのには欠かせない警部マッティン・ベックシリーズを生み出したカップルの奥様のほうです。(ご主人のペールさんはすでに他界されています)

現在のミステリ作家さんのほとんど全員に影響を与え、
警察庁のお偉いさん方の中にも、この作品を読んで警官になった人がいるという、
とにかく伝説的なシリーズ。
歴史の教科書に出てきそうな勢いです。

最近、そのシリーズがオシャレにリニューアルされ出版されましたよ♪

1_20121011172257.jpg


さて、マイ・シューヴァルさんですが、かなりのご高齢で、声も震えていてゆっくり話す感じなのですが、頭のほうは冴え渡ってらっしゃり、
ユーモアと毒舌が一流でした。

後輩作家たちにアドバイスを一言、と言われ

「自分がやっててつまらなくなったらやめることだね。引き際が大事」とばっさり。

アーネ・ダールさん苦笑・・・・。(耳が痛かった??笑)


印象に残った言葉は、

「私の推理小説は、娯楽と現代のスウェーデン社会の分析および発展を描いたもの」

その魂は何十年も経った今も、しっかりとスウェーデンミステリの中に受け継がれているなぁ~と思いました。



3時間半にもわたるこのイベント。
本当に聴き応えがありました。



さてさて、裏話タイム♪


休憩時間中にヴィヴェーカ・ステーンさんに話しかけに行きました。

そういえば以前、彼女の作品の紹介文を日本語で書かせていただいたので。

お会いするのは初めてでした。

私が自己紹介をして、「日本での出版が決まりおめでとうございます」と言うと、とても喜んでいて、

そして気を遣ったのか、となりのマイ・シューヴァルさんに「あなたの作品ももちろん日本語訳されてるわよね?」と声をかけ、なんと三人で会話する状態になったのです。

(私はヴィヴェーカさんに話しかけるだけでちょっと緊張していて、マイさんの存在が見えていなかったのです。。)

そんな成り行きで伝説の女性が私のほうを向いて口を開いたとき、これは私の人生でも最も光栄な瞬間だと思いました。

マイさんがおっしゃったのは、

「わたしの作品は日本語訳されてるけど、英語から訳されたのよ」

物語の舞台となる世界を理解している人に訳してもらいたい、というのを熱く語っておられました。



わたしなどスウェーデンに住んでるものの、翻訳者としては駆け出しで、マッティンベックシリーズの訳者の先生の足元にも及ばぬ存在ですが、

いただいた翻訳の仕事に関しては、必ず実際にその舞台となった場所を訪ねようと(元々そういうつもりだったのですが)ますますその思いを強くしました。

一口でスウェーデンといっても、本当に色々な場所がありますしね・・・。

しかも、舞台となった場所の写真をたくさん撮って、日本での発売に合わせてHPなどで公開し、読者の方には写真と一緒に作品を楽しんでもらえればと計画しています。

・・・ので、今後ともどうぞお楽しみに!!


あと、アーネ・ダールさんともお話できました。

「あの~私日本語へ翻訳してる者なんですけど・・」と話しかけると、

「あー!!知ってる知ってる! スンツバルにそういう人がいるって誰かが言ってた・・・」

それどう考えても、レナート(今夜のイベントを主催している本屋の店長さん)が言ったんだろな・・・と苦笑。

レナートおじいちゃんは、孫の自慢のように私のことを色々な作家さんに紹介してくれて・・・。ほんといい人です。

しかしアーネ・ダール氏に「知ってる!」なんて言っていただけて、光栄すぎですよ(苦笑)


アーネ・ダールさん、見た目のダンディーさからは意外に、陽気な方でした。(それともちょっと酔っ払っていたのかな?)

彼は11月に大使館でのミステリイベントに出るはずなので、

ご興味のある方は是非大使館のHPで詳細が発表されるのをお待ち下さいね。



おっ あと2時間でノーベル賞文学賞の発表ですね・・・。

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エーランド島 vs ゴットランド島 作家対決!?







先日、いつもの本屋さんBOKIAでのミステリ作家さんの講演会に行ってきました。


今回のゲストはこちらのお二人。


アンナ・ヤンソン&ヨハン・テオリン


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お二人とも、今スウェーデンでは人気のとどまるところを知らないミステリ作家さんです。


私は実は前回の講演会でアンナ・ヤンソンさんと名刺交換し、それ以来メールで個人的にやりとりさせていただいてたのです♪

アンナ・ヤンソン女史(公式HPより)

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夏休みには、彼女の人気シリーズの舞台となっているゴットランド島に行ってきました(本ブログ9月25日参照)


その際にはアンナ女史ご自身からオススメの観光場所やレストランを教えてもらったのです。


今でも、こんな有名な作家さんと自分がメールしてるなんてなんだか信じられない気持ちです。


超人気作家である彼女の紡ぐ言葉って、換算すると1ワードいくらくらいなんだろ?
それが私に向けて30ワードも40ワードもメールで送られてくるわけですから・・・恐縮すぎ!!


・・・なんて考えてしまいました。


それはさておき、アンナ女史にはかなり可愛がっていただいており幸せ者です、私。



講演会の前には二人きりでデートしましたよ♪


女史がお泊りになっているホテルのロビーで待ち合わせ。


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それから、おしゃれなカフェで一時間くらいおしゃべり。

二人ともよくしゃべるものだから、かなりうるさかったと思います(笑)


いや~本当に話が面白いんです、さすが語り部!と思わずにはいられません。


わたしはゲラゲラ笑ってばかりでした。



さて、講演開始が近づき、二人で会場である本屋さんに向かいました。


そこでも二人で本棚から本棚へと見て歩き、「これはよかった」「これはびみょーだった」とか色々勝手なことを二人で言い合いました。


”人気作家さんご自身がどんな本を読まれるのか”ってかなり興味あったので、私にとってはまたまた素敵な時間となりました。


お客さんが入ってくる時間になると、控え室へ。


わたしは本屋の店長さんともすっかりお友達ですし、わたしも当たり前のように(女史のマネージャーのように?)控え室へ。



するとヨハン・テオリン氏、登場!!



6_20121010213821.jpg
(公式HPより)


彼は日本でももうかなり有名かと。


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実物は、写真と同じく、やはりベレー帽をかぶってらして。

トレードマークなんですね??



控え室に登場されたヨハン・テオリン氏は、店長さんとアンナ・ヤンソン女史と握手。

その横にいた私とも握手。


でも、私のことを「このひとは誰だろう?」という顔で見ていたのですが、もうすぐ講演が開始する時間だったので誰も説明しませんでした。


多分、「アンナさんのが韓国あたりから養女にとった娘かな?」とでも思われたと思います(笑)



さて、本題の講演会ですが、それはもう盛り上がりました。


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お二人とも話が上手い!

ミステリ作家なのに、話が面白い! (笑いを取れる)



テオリン氏はエーランド島、アンナ女史はゴットランド島と、それぞれ自分にゆかりのある愛する島を舞台にシリーズを書いています。

その島にちなんだ数々の昔話、エピソード。


テレビのない時代って、おじいちゃんおばあちゃんがこうやって孫に地元の伝説などの話を聞かせて、それが受け継がれてきたのだなあ。

そういうのって素敵な時間だったんだろうなって、イメージできました。


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最後に店長さんが私のことも「翻訳者」として紹介して下さり、

それでやっとテオリン氏が「あ~~なるほどね!翻訳者さんだったんだね~!」と、やっと納得がいったという顔でニコニコ笑ってくれたのが印象的でした。


テオリン氏の魅力、写真じゃ伝わりにくいのですが、

ナーバスそうな中にすごく優しい瞳で、かなり素敵な方でした・・・ぽっ。




さて、今夜は次の講演会に行ってきます。

今夜は今年一番すごいラインナップ。


マイ・シューバル、アーネ・ダール、ヴィヴェーカ・ステーン、ルースルンド&ヘルストレム・・・・


マイ・シューバルさんとか、歴史の教科書に載ってそうな勢いの伝説のような方なんですけど。。。
生きてらしたとは。というのが正直な感想。
そんなすごい方の話が聞けるなんて、楽しみです!

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世界遺産のゴットランド島でまさかの映画撮影に遭遇

報告が遅くなりましたが・・・

八月の頭にスウェーデンの世界遺産ゴットランド島に行ってきました。


来年翻訳させていただく予定になっているミステリシリーズがゴットランド島が舞台だということもあって、ぜひ一度行っておきたいと思ったのです。


ハンザ同盟で栄えた中世の町並みがそのまま残るヴィースビーの町。

噂には聞いていたけど、その迫力は感動モノでした。


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本当に中世にタイムトリップしたか、映画のセットに迷い込んだような場所なんです。

この写真に写ってる人たちは、俳優さんではなく、単なる一般人。


中世週間のお祭り中とあって、みんな思い思いに中世の人にコスプレ。


こういう衣装だと、かなり太った方なんかも貫禄あってむしろ立派に見えるな~なんて変なことに感動。

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わたしたちも中世の雰囲気を存分に味わおうと、

中世を再現したレストランへ。

当時の巡礼者たちが食べていたお食事をいただきました。

丸焼きチキンを注文すると、炎のショーのサービスつき。

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中世の戦いを再現したイベントも外せません。

野外競技場につくと、すでに観客で長蛇の列。


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リンゴ飴を売りに来るお兄さん。

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王様・王妃様(これは俳優さんですね)臨席の元、競技が始まりました。


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騎士たちが、様々な競技で戦います。

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途中で、あら、何か撮影してるな・・・とは気付いたのですが、

テレビのニュース番組かな?と。


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そのうちに自分のすぐ前にカメラがやってきて、

あの、映画撮影でカッチンってやるやつが登場。

映画?!

もしや・・・・。


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そう、まさに私が来年翻訳させていただくミステリ・シリーズの映画版の撮影中でした!

なんだか嬉しかったです。

スウェーデンではもう10作以上出ているシリーズで、そのほとんどが今年映画化されました。

翻訳するのがますます楽しみです~♪

スウェーデンのCSI!?科学捜査研究所SKL

昨日は普段はリンショーピンに住んでいるお友達と会いました。


彼女はリンショーピンにあるスウェーデン国立科学捜査研究所(SKL)に勤務しています!


SKLは、DNA・ドラッグ・IT・ドキュメントなどに部署が分かれていて、犯罪捜査の証拠を探すための分析を行っています。


例えば、現場に残された犯人のものと思われる毛髪や体液、指紋、偽造パスポート、筆跡などを分析するのです。


スウェーデン中から毎日大量の分析依頼がこのリンショーピンのSKLに送られてきます。



もちろん、色々なスウェーデンミステリのシリーズにこのSKLは登場します。


私が今年訳しているモンス・カッレントフトのシリーズはちょうどリンショーピンの町が舞台なので、SKLもたくさん登場します。

主人公のモーリンは警察官なのですが、SKLにお勤めの美女も小説の中に登場します!



お友達はもちろんこのカッレントフトのシリーズを全巻読破していて、その話でおおいに盛り上がりましたよ。



お友達はSKLのDNAの部署で働いていてるので、私は興味津々でいつも仕事の話を聞いてしまいます。


SKLでは毎晩なんと1000近くのDNA解析が行われているのだとか。


小説を読んでいても感じますが、この研究所が数多くの事件の真相を暴くのに一役買っています。


こちらのページで、SKLのお仕事を紹介した動画が見れます。


この動画は”今週の事件”というテレビ番組シリーズで、プレゼンテーターはスウェーデンの超有名推理小説家 Leif GW Personです。


スウェーデン語ですが、映像を見ているだけでも面白いですよ。

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プロフィール

yokokuyama

Author:yokokuyama
1975年生まれ。
神戸女学院中高部、同大学文学部卒。
AFSでスウェーデンの高校に留学。

北欧専門現地手配旅行会社、スウェーデン大使館商務部勤務を経て、2010年初めに家族でスウェーデンへ移住。

現在は、日本の出版社さんに、スウェーデンの本を紹介し、翻訳するお仕事をしています。

日本の雑誌への寄稿や撮影手配もしています。

趣味は、オーケストラ演奏、ヨガ

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